人の爪を切るって
結構怖いですよね。
私も最初はそうでした。
coolbearです。
人の爪を切るときは。
もくじ
- 必要物品
- 観察
- 足浴
- 爪切り
- 保湿
家族の爪でも切るには怖いですね。
慣れていない人から切られるのは
切る方も切られる方も嫌なものです。
必要物品
- 足湯(フットバス) (お風呂に入れない場合は足湯をするのもいいです)
- 入浴剤(アロマオイルもあるといいです)
- フェイスタオル2枚
- 膝掛け
- 保湿剤
観察
- 足の形(外反母趾はないか、ハンマートウはないか)
- 爪の形(伸び具合、厚くなってないか、変形、変色、巻き爪など)
- 皮膚(たこ、魚の目、皮むけ、炎症、湿疹、かさつき、ひび割れなど)
- 皮膚の温度差
- 知覚
- 弾力さや硬さ
足浴
- ビニール袋(なくても良い)にお湯(36〜38°)を踵がつかるくらいまで用意し
ビニール袋ごとフットバスに入れる - アロマオイルまたは入浴剤(殺菌、消臭、リラクゼーション効果あり)適量入れる
- そこに足をつける(時間は5分くらい)5分以上行うと逆にインナードライスキンと言って乾燥してしまいます。
- フェイスタオルでよく拭き取り、皮膚の状態、爪の状態、趾の間などの観察をします。
爪切り
- まずは切られる人の準備です。
- 座りやすい椅子(慣れた椅子)に腰掛けてもらいます。
- 足台になりそうなものを切られる人の前に置きます。
- その上に足浴の終わった足を乗せてもらい、切る人は切られる人と向かい合って座ります。
- 基本的にはきる側の方が切られる人より低めの方がいいと思います。
- 足と爪を見て異常はないか観察します。
- 問題がなければ施術を始めます。
- まずは保湿液*を浸したコットンをとり、足首から足先までふきます。
- 角質の多いところや、乾燥の激しいところはしばらく当てるととりやすくなります。
- 右足からやります
- 右5趾より爪を切ります。
- 指の関節をしっかりと固定して、右端から左に5回程度に分けて細かく切ります。(一度には切りません。)
- 真っ直ぐ切ったら、両端を20〜30度の傾斜をつけて(スクエアオフ)切ります。
- 全て切り終わったら、やすりをかけます。やすりをかけた後は指で触って確認します。
- 指先で触れて、爪の長さを確認します(指先に少し触れる程度の長さ)
- 最後に濡れタオルで綺麗に拭き取ります。
- 左も同じように行います。
*保湿液・・好きなものでいいのですが尿素が入っている保湿液だと角質が取れやすいです
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保湿
最後は必ず保湿を行います。
皮膚の状態を見ながら質感などの好みも考慮して選んでください。
かさつきなどには個人差があるので、かさつきが治らないようなら
油分の多い保湿剤に替えましょう。
ゲル⇨乳液⇨クリーム⇨軟膏
の順番で水分は少なくなります。
水分には保湿をする役割、油分には水分を長く持たせる役割があり
うまく使い分けるといいと思います。
私のおすすめには「ワセリン」があります。
ワセリンには水分がなく、汗の力を借りて保湿するので汗をかきにくい高齢者の肌に塗るには
不向きですが、他の保湿剤を塗った上から少量重ねて使うと保湿が続きやすいので
乾燥しやすい冬には特におすすめです。
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私も参考にしています。
ますます高齢者社会になるなかで
フットケアは廃用予防にも効果があると思います。
まず身近な方のケアを一緒にしてみましょう。
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