【老後を楽しく過ごしたい40代以上の方必見!】運動を習慣化するといいことだらけ。

読書の秋
運動も好きですが、読書も好きです。
coolbearです

脳を鍛えるには運動しかない?!
興味深い本をネットで知りました。
もともと筋トレや運動をする方だと思うので
運動の何が脳にいいのか、
興味があり図書館で予約しました。
待つこと半年以上。(そろそろ予約したことも忘れてました💧)
基本的にはケースごとの症例に対し
どのような効果が運動することにより生じるのかを
書かれている本です。
分厚いし、難しい神経伝達物質ことなど書かれているので
手に取った時は難しいかな?と思われるかもしれません。
          もくじ

  • 運動をさせた子はどもは成績が上がる
  • 運動すると35%もの脳の神経因子が増える
  • 運動することでストレスや鬱を抑えることができる
  • 運動する人は癌に罹りにくい
  • 運動を週2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる
  • まとめ:運動にはどんな効果があるか?どういった運動がいいのか??
 運動させた子供は成績が上がる

 

アメリカ・イリノイ州のとある学区では、朝の授業の前に「0時間体育」の試みを始めたところ、参加する生徒の成績が上がりました。しかも、0時間目の直後に受けた1時間目の教科にとくに顕著な効果が現れたのです。その理由は運動と脳の関係にありました。

近年の研究結果により、
・運動が脳のニューロンを結びつけることがわかったら。
また運動することにより、
・気持ち良くなり、頭がすっきりするから
特に『有酸素運動』は【適応】*に劇的な効果を及ぼす。
             *適応とは心身のバランスを整えその能力を最大限にしようとする機能

結果「0時間授業」の参加した17%の生徒が成績が伸びたと言います。

 運動すると35%もの脳の神経因子が増える

 

本書のよると
運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中でさかんに分泌され、
これが、脳の神経細胞(ニューロン)や、脳に栄養を送る血管の形成を促すことが明らかになっているそうです。
いくつかの他の研究では、有酸素運動によるトレーニングを行うことで、
記憶をつかさどる「海馬」が大きくなることがわかってます。
また、継続的な運動によって、脳の認知能力が強化されることも明らかになってきたようです。

 

運動することでストレスや鬱を抑えることができる

先ほど書いたところで
「海馬」について書きましたが
ストレスは海馬の機能にも大きく影響します。
海馬には情報を短期記憶として保存し、長期記憶にしたい情報を大脳に送り込む役割があります。
海馬の機能が低下すると、ストレスレベルを悪化させ、抑うつなどの症状につながっていく。
という流れになってしまうのです。

なのでストレスや鬱を予防するためには「海馬」を鍛えることが必要になります。
海馬を鍛えることの3つのメリット
・ストレス耐性の向上
・やる気の向上
・記憶力の向上

「海馬」を鍛える方法には?やはり1番は運動(体を鍛えること)になります。
最後のまとめにも書きますが
海馬を育てるには 30分程度の有酸素運動 が適しているとのことです。

そう言った意味でも運動が脳にいことがわかりますね。

 運動する人は癌に罹りにくい

 

運動はが肥満を予防することはもちろん
生活習慣病を改善するのは広く知られていると思います。

これに加えて、がんの予防効果もあることが
研究でわかってきているそうです 。

研究は 米国立がん研究所(NCI)、米国立衛生研究所(NIH)、米国がん学会(ACS)などの研究チームによるもので
【米国医師会雑誌(JAMA)内科学」に発表された。】

研究によるとウォーキングなどの活発な運動を週に5日以上行っている人では、
ほとんど運動しない人に比べ、がんの発症リスクが20%低下することが明らかになったそうです。

もちろん遺伝など避けきれないこともあるかと思いますが
運動を続けていれば、きっと予防できることもあるはずですね。

 運動を週2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる

 

年をとると体中の細胞がストレスへの適応力を失っていきます。
細胞は古くなる程酸化ストレスや、過度のエネルギー要求、過度の興奮に立ち向かう力弱くなり
ストレスのせいでニューロンが弱くなると、シナプスが蝕まれ最終的にはきれてしまいます。
シナプスの衰えるスピードが新たな結合の生まれるペースを上回るようになると脳と体の機能に
様々な問題が生じてき、
ラットの研究ではニューロンの新生は加齢と共に劇的に減ることがわかっています。
しかし運動は脳の回路が結合を増やし成長するきっかけを与え、
老いた脳はダメージに弱いが、脳を強くするために何かすれば
若い時より効果が大きくなります。

運動でアルツハイマーの症状がどのように緩和されるのかは
はっきりとはわかっていないが、
幾つもの集団調査で運動が認知症を予防することを証明しています。
65歳から79歳になっていた対象者のうち
少なくとも週2回運動をしていた人は認知症になる確率が
そうでない人より50%低かっということがわかっています。

 

まとめ:運動にはどんな効果があるのか?どういった運動がいいのか??

効果

  • 運動するとBDNFが出て脳が活性化する(心血管系を強くする)
  • 運動には鬱病の予防効果がある(気分を明るくする)
  • 運動しないと脳が劣化して認知症になりやすい(燃料を調節する)
  • ストレスや不安を上手に発散させるには運動が効果的(ストレスの閾値を上げる)
  • 肥満を予防する
  • 免疫系を強化する
  • 骨を強くする
  • 意欲を高める

どう言った運動がいいのか?

週4日、30分から1時間、最大心拍数60から65%の運動が効果的。

  • 低強度(ウォーキング)…最大心拍数55から65%
  • 中強度(ジョギング)…最大心拍数65から75%
  • 高強度(ランニング)75から90%

短時間で高強度の運動をするなら筋トレを組み込んだほうがいいが
2日続けて高強度の運動はしないほうがいい、なぜなら体と脳が成長するには
回復が必要だからです。

また運動を続けるには、誰かと一緒の方が続けやすい。
何事においても続けることが、一番の薬だそう。
まず運動習慣をつけるにはパーソナルジムに入会も初めの1歩としてはいいことです。

私の場合は運動を続けているので
今まで運動してきていることは
無駄ではなかったことが立証されたようで嬉しい。

たまにサボりたくなることもあるが
老後に向けて
脳を鍛えていることも念頭に置き、
これからも運動は続けていきたい。

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